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久々に相場 OPEC総会後の急伸から今週の展望 原油相場

プラッツドバイ原油12月限は夜間取引を20円安の50,440円で寄付いた後、50,900円まで買われるも失速。安値では50,070円まで売られたが、大台割れを回避して50,300円付近まで持ち直している。


トランプ大統領がサウジのサルマン国王との電話会談において必要であればサウジが今後増産に動くことで合意したと発表したことも下落圧力を強めているようだ。


また、そのサウジの産油量が2016年11月に記録した1072万バレルに近づいているほか、ロシアの6月の産油量が1106万バレルに到達したことも嫌気している。

短期的にはOPEC総会以降の急ピッチな上昇を受けて、買われ過ぎ感から調整が入り易い局面であると思われ、OPECの盟主サウジの増産姿勢や世界的な貿易摩擦の激化への懸念が原油相場を下押しすると予想している。

 

これまでのところ50,000円付近では底堅さも感じるが、大台を割れてくるようだと49,000円付近まで売りが加速する可能性も考えられる。

短期では戻り売り有利と予想しており、予想レンジは49,700円から50,400円。

買い仕掛けや売り玉の利食いは49,500円より下から拾っていく感じか。